457
今よりは
秋風寒く
なりぬべし
いかでか一人
長き夜を寝む
472
きりきりす
夜寒に秋の
なるままに
弱るが声の
遠ざかりゆく
492
寂しさは
深山の秋の
朝曇り
霧にしほるる
槇の下露
496
鳴く雁の
音をのみぞ聞く
小倉山
霧立ちはるる
時しなければ
517
秋深ぬ
嘆けや霜夜の
きりきりす
やや影寒し
蓬生の月
530
竜田山
嵐や峰に
弱るらむ
渡らぬ水も
錦絶えけり
457
今よりは
秋風寒く
なりぬべし
いかでか一人
長き夜を寝む
472
きりきりす
夜寒に秋の
なるままに
弱るが声の
遠ざかりゆく
492
寂しさは
深山の秋の
朝曇り
霧にしほるる
槇の下露
496
鳴く雁の
音をのみぞ聞く
小倉山
霧立ちはるる
時しなければ
517
秋深ぬ
嘆けや霜夜の
きりきりす
やや影寒し
蓬生の月
530
竜田山
嵐や峰に
弱るらむ
渡らぬ水も
錦絶えけり