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巻二巻|春下
巻二巻|春下
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トピックのレビュー: 巻二巻|春下
引用 writer
今日のみと
春を思はぬ
時だにも
立つことやすき
花の影かは
(134)
今日のみと
春を思はぬ
時だにも
立つことやすき
花の影かは
(134)
引用 writer
濡れつつぞ
強ひて折りつる
年の内に
春はいく日も
あらじと思へば
(133)
濡れつつぞ
強ひて折りつる
年の内に
春はいく日も
あらじと思へば
(133)
引用 writer
留むべき
ものとはなしに
はかなくも
散る花ごとに
託ふ心か
(132)
留むべき
ものとはなしに
はかなくも
散る花ごとに
託ふ心か
(132)
引用 writer
声絶えず
鳴けや鶯
一とせに
再び一たび
来べき春かは
(131)
声絶えず
鳴けや鶯
一とせに
再び一たび
来べき春かは
(131)
引用 writer
惜しめども
留まらなくに
春霞
帰る道にし
立ちぬと思へば
(130)
惜しめども
留まらなくに
春霞
帰る道にし
立ちぬと思へば
(130)
引用 writer
花散れる
水のまにまに
留めくれば
山には春も
なくなりにけり
(129)
花散れる
水のまにまに
留めくれば
山には春も
なくなりにけり
(129)
引用 writer
泣き止むる
花しなければ
鶯も
果ては物憂く
なりぬべらなり
(128)
泣き止むる
花しなければ
鶯も
果ては物憂く
なりぬべらなり
(128)
引用 writer
梓弓
春立ちしより
年月の
入るがごとくも
思ほゆるかな
(127)
梓弓
春立ちしより
年月の
入るがごとくも
思ほゆるかな
(127)
引用 writer
思ふとち
春の山辺に
打ち群れて
そことも言はぬ
旅寝してしか
(126)
思ふとち
春の山辺に
打ち群れて
そことも言はぬ
旅寝してしか
(126)
引用 writer
吉野川
岸の山吹
吹く風に
底の影さへ
移ろひにけり
(124)
吉野川
岸の山吹
吹く風に
底の影さへ
移ろひにけり
(124)
引用 writer
山吹は
あやなな咲きそ
花見むと
植ゑけむ君が
今宵来なくに
(123)
山吹は
あやなな咲きそ
花見むと
植ゑけむ君が
今宵来なくに
(123)
引用 writer
春雨に
匂へる色も
飽かなくに
香さへ懐かし
山吹の花
(122)
春雨に
匂へる色も
飽かなくに
香さへ懐かし
山吹の花
(122)
引用 writer
今もかも
咲き匂ふらむ
橘の
越島の崎の
山吹の花
(121)
今もかも
咲き匂ふらむ
橘の
越島の崎の
山吹の花
(121)
引用 writer
我が宿に
咲ける藤波
立ち返り
過ぎ難てのみ
人の見るらむ
(120)
我が宿に
咲ける藤波
立ち返り
過ぎ難てのみ
人の見るらむ
(120)
引用 writer
よそに見て
帰らむ人に
淵の花
はひ纏はれよ
枝は折るとも
(119)
よそに見て
帰らむ人に
淵の花
はひ纏はれよ
枝は折るとも
(119)
引用 writer
吹く風と
谷の水とし
なかりせば
深山隠れの
花を見ましや
(118)
吹く風と
谷の水とし
なかりせば
深山隠れの
花を見ましや
(118)
引用 writer
宿りして
春の山辺に
寝たる夜は
夢の内にも
花ぞ散りける
(117)
宿りして
春の山辺に
寝たる夜は
夢の内にも
花ぞ散りける
(117)
引用 writer
春の野に
若菜摘まむと
越しものを
散り交ふ花に
道は惑ひぬ
(116)
春の野に
若菜摘まむと
越しものを
散り交ふ花に
道は惑ひぬ
(116)
引用 writer
梓弓
春の山辺を
越え来れば
道も去りあへず
花ぞ散りける
(115)
梓弓
春の山辺を
越え来れば
道も去りあへず
花ぞ散りける
(115)
引用 writer
惜しと思ふ
心はいとに
寄られなむ
散る花ごとに
抜きて留めむ
(114)
惜しと思ふ
心はいとに
寄られなむ
散る花ごとに
抜きて留めむ
(114)
引用 writer
花の色は
移りにけりな
いたづらに
我が身世に経る
眺めせしまに
(113)
花の色は
移りにけりな
いたづらに
我が身世に経る
眺めせしまに
(113)
引用 writer
散る花を
何か恨みむ
世の中に
我が身もともに
あらむものかは
(112)
散る花を
何か恨みむ
世の中に
我が身もともに
あらむものかは
(112)
引用 writer
駒なめて
いざ見に行かむ
故郷は
雪とのみこそ
花は散るらめ
(111)
駒なめて
いざ見に行かむ
故郷は
雪とのみこそ
花は散るらめ
(111)
引用 writer
しるしなき
音をも鳴くかな
鶯の
今年のみ散る
花ならなくに
(110)
しるしなき
音をも鳴くかな
鶯の
今年のみ散る
花ならなくに
(110)
引用 writer
言伝へば
己が風に
散る花を
誰に負ほせて
ここら鳴くらむ
(109)
言伝へば
己が風に
散る花を
誰に負ほせて
ここら鳴くらむ
(109)
引用 writer
花の散る
ことや侘しき
春霞
立田の山の
鶯の声
(108)
花の散る
ことや侘しき
春霞
立田の山の
鶯の声
(108)
引用 writer
散る花の
無くにし留まる
ものならば
我鶯に
劣らましやは
(107)
散る花の
無くにし留まる
ものならば
我鶯に
劣らましやは
(107)
引用 writer
吹く風を
鳴きて恨みよ
鶯は
我やは花に
手だに触れたる
(106)
吹く風を
鳴きて恨みよ
鶯は
我やは花に
手だに触れたる
(106)
引用 writer
鶯の
鳴く野辺ごとに
来て見れば
移ろふ花に
風ぞ吹きける
(105)
鶯の
鳴く野辺ごとに
来て見れば
移ろふ花に
風ぞ吹きける
(105)
引用 writer
花見れば
心さへにぞ
移りける
色に出でし
人もこそ知れ
(104)
花見れば
心さへにぞ
移りける
色に出でし
人もこそ知れ
(104)
引用 writer
霞立つ
春の山辺は
遠けれど
吹き来る風は
花の香ぞする
(103)
霞立つ
春の山辺は
遠けれど
吹き来る風は
花の香ぞする
(103)
引用 writer
春霞
色の千草に
見えつるは
たなびく山の
花の影かも
(102)
春霞
色の千草に
見えつるは
たなびく山の
花の影かも
(102)
引用 writer
咲く花は
千草ながらに
徒なれど
誰かは春を
恨み果てたる
(101)
咲く花は
千草ながらに
徒なれど
誰かは春を
恨み果てたる
(101)
引用 writer
待つ人も
来ぬものゆゑに
鶯の
鳴きつる花を
折りてけるかな
(100)
待つ人も
来ぬものゆゑに
鶯の
鳴きつる花を
折りてけるかな
(100)
引用 writer
吹く風に
あつらへ作る
ものならば
この一もとは
良き世と言はまし
(99)
吹く風に
あつらへ作る
ものならば
この一もとは
良き世と言はまし
(99)
引用 writer
花のこと
世の常ならば
過ぐしてし
昔はまたも
帰り来なまし
(98)
花のこと
世の常ならば
過ぐしてし
昔はまたも
帰り来なまし
(98)
引用 writer
春ごとに
花の盛りは
ありなめど
相ひ見むことは
命なりけり
(97)
春ごとに
花の盛りは
ありなめど
相ひ見むことは
命なりけり
(97)
引用 writer
いつまでか
野辺に心の
憧れむ
花散らすは
千世も経ぬべし
(96)
いつまでか
野辺に心の
憧れむ
花散らすは
千世も経ぬべし
(96)
引用 writer
いざ今日は
春の山辺に
交じりなむ
暮れなば嘆け
花の影かは
(95)
いざ今日は
春の山辺に
交じりなむ
暮れなば嘆け
花の影かは
(95)
引用 writer
三輪山を
しかも隠すか
春霞
人に知られぬ
花や咲くらむ
(94)
三輪山を
しかも隠すか
春霞
人に知られぬ
花や咲くらむ
(94)
引用 writer
春の色の
至り至らぬ
里はあらじ
咲ける咲かざる
花の見ゆらむ
(93)
春の色の
至り至らぬ
里はあらじ
咲ける咲かざる
花の見ゆらむ
(93)
引用 writer
花の木も
今は掘り植ゑし
春立てば
移ろふ色に
人習ひけり
(92)
花の木も
今は掘り植ゑし
春立てば
移ろふ色に
人習ひけり
(92)
引用 writer
花の色は
霞に籠めて
見せずとも
香をだに盗め
春の山風
(91)
花の色は
霞に籠めて
見せずとも
香をだに盗め
春の山風
(91)
引用 writer
故郷と
なりにし奈良の
都にも
色は変はらず
花は咲きけり
(90)
故郷と
なりにし奈良の
都にも
色は変はらず
花は咲きけり
(90)
引用 writer
桜花
散りぬる風の
名残には
水なき空に
浪ぞ立ちける
(89)
桜花
散りぬる風の
名残には
水なき空に
浪ぞ立ちける
(89)
引用 writer
春雨の
降るは涙か
桜花
散るを惜しまぬ
人しなければ
(88)
春雨の
降るは涙か
桜花
散るを惜しまぬ
人しなければ
(88)
引用 writer
山高み
見つつ分かこし
桜花
風は心に
任すべらなり
(87)
山高み
見つつ分かこし
桜花
風は心に
任すべらなり
(87)
引用 writer
雪とのみ
降るだにあるを
桜花
いかに散れとか
風の吹くらむ
(86)
雪とのみ
降るだにあるを
桜花
いかに散れとか
風の吹くらむ
(86)
引用 writer
春風は
花のあたりを
避きて吹け
心づからや
移ろふと見む
(85)
春風は
花のあたりを
避きて吹け
心づからや
移ろふと見む
(85)
引用 writer
久方の
光のどけき
春の日に
しつ心なく
花の散るらむ
(84)
久方の
光のどけき
春の日に
しつ心なく
花の散るらむ
(84)
引用 writer
桜花
疾く散りぬとも
思ほえず
人の心ぞ
風も吹きあへぬ
(83)
桜花
疾く散りぬとも
思ほえず
人の心ぞ
風も吹きあへぬ
(83)
引用 writer
言ならば
咲かすやはあらぬ
桜花
見る我さへにし
つ心なし
(82)
言ならば
咲かすやはあらぬ
桜花
見る我さへにし
つ心なし
(82)
引用 writer
枝よりも
徒に散りにし
花なれば
落ちても水の
泡とこそなれ
(81)
枝よりも
徒に散りにし
花なれば
落ちても水の
泡とこそなれ
(81)
引用 writer
垂れ込めて
春の行方も
知らぬまに
待ちし桜も
移ろひにけり
(80)
垂れ込めて
春の行方も
知らぬまに
待ちし桜も
移ろひにけり
(80)
引用 writer
春霞
何か隠すらむ
桜花
散る間をだにも
見るべきものを
(79)
春霞
何か隠すらむ
桜花
散る間をだにも
見るべきものを
(79)
引用 writer
一目見し
君もや来ると
桜花
今日は待ち見て
散らば散らなむ
(78)
一目見し
君もや来ると
桜花
今日は待ち見て
散らば散らなむ
(78)
引用 writer
いざ桜
我もちりなむ
一盛り
ありなば人に
憂き目見えなむ
(77)
いざ桜
我もちりなむ
一盛り
ありなば人に
憂き目見えなむ
(77)
引用 writer
花散らす
風の宿りは
誰か知る
我に教へよ
行きて恨みむ
(76)
花散らす
風の宿りは
誰か知る
我に教へよ
行きて恨みむ
(76)
引用 writer
桜散る
花のところは
春ながら
雪ぞ降りつつ
消え難てする
(75)
桜散る
花のところは
春ながら
雪ぞ降りつつ
消え難てする
(75)
引用 writer
桜花
散らば散らなむ
散らずとて
故郷人の
来ても見なくに
(74)
桜花
散らば散らなむ
散らずとて
故郷人の
来ても見なくに
(74)
引用 writer
空蝉の
世にも似たるか
花桜
咲くと見しまに
かつ散りにけり
(73)
空蝉の
世にも似たるか
花桜
咲くと見しまに
かつ散りにけり
(73)
引用 writer
この里に
旅寝しぬべし
桜花
散りのまがひに
家路忘れて
(72)
この里に
旅寝しぬべし
桜花
散りのまがひに
家路忘れて
(72)
引用 writer
残りなく
散るぞめでたき
桜花
ありて世の中
果ての憂ければ
(71)
残りなく
散るぞめでたき
桜花
ありて世の中
果ての憂ければ
(71)
引用 writer
待てと言ふに
散らでし留まる
ものならば
何を桜に
思ひ増さまし
(70)
待てと言ふに
散らでし留まる
ものならば
何を桜に
思ひ増さまし
(70)
引用 writer
春霞
たなびく山の
桜花
移ろはむとや
色変はりゆく
(69)
春霞
たなびく山の
桜花
移ろはむとや
色変はりゆく
(69)
引用 writer
巻二巻|春下
巻二巻|春下
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