巻第四|秋歌 上 嗜み

神なびの
神室の山の
楠葛
裏吹き返す
秋は来にけり
(285)

日を経つつ
音こそ増され
泉なる
信太の森の
千枝の秋風
(307)

うたた寝の
朝明けの袖に
変はるなり
馴らす葵の
秋の初風
(308)
神なびの
神室の山の
楠葛
裏吹き返す
秋は来にけり
(285)

日を経つつ
音こそ増され
泉なる
信太の森の
千枝の秋風
(307)

うたた寝の
朝明けの袖に
変はるなり
馴らす葵の
秋の初風
(308)